データと計算方法・編集方針
ほしぞらドームの星空や記事の日時・方角は、公開されている天文データをもとに計算して作っています。このページでは、使っているデータ、計算のしかた、どのくらい正確か、そして記事をどう作っているかをまとめました。
星空の表示に使っているデータ
| 表示しているもの | もとにしているデータ・計算 |
|---|---|
| 恒星 | ヒッパルコス衛星の観測をもとにした星表(XHIP)とd3-celestialの恒星データ。最初に8等級までの約4.1万個を表示し、拡大すると暗い星を追加で読み込みます。 |
| 星座線・星座名 | d3-celestialの星座線データと、国際天文学連合(IAU)の88星座。星の和名はStellariumの資料をもとにしています。 |
| 天の川 | 天の川の輪郭データ(Milky Way Outline Catalog)と恒星の分布から、ほしぞらドームが画像を作成しています。写真ではありません。 |
| 惑星 | NASAジェット推進研究所(JPL)が公開している惑星の軌道要素(近似式)から、その日時の位置を計算しています。 |
| 月 | 月の位置を求める簡略化した計算式を使い、満ち欠けは太陽・月・地球の位置関係から計算しています。 |
| 木星の衛星・土星の環 | ガリレオ衛星の並びはMeeusの簡易計算式、土星の環の傾きは土星の自転軸の向きと地球の位置から計算しています。 |
| ISS(国際宇宙ステーション) | CelesTrakなどが公開する最新の軌道要素を取得できた場合に、通過予報を計算します。 |
| 星空指数 | Open-Meteoの雲量の予報に、月明かりと空の暗さを組み合わせて、見えやすさを100点満点で表しています。 |
精度の目安
- 星や星座の位置:肉眼や双眼鏡で見る分には、ずれを感じることはまずありません。
- 惑星の位置:おおむね満月の見かけの大きさよりずっと小さい誤差で表示されます。望遠鏡で正確に導入する用途には、専用の天文ソフトをお使いください。
- 月の位置:簡略化した計算のため、満月の見かけの大きさ程度ずれることがあります。
- 記事の日時:満月・月の出入り・惑星の見え方などは、天文計算ライブラリ(PyEphem)で東京を基準に計算し、分単位で載せています。ほかの地域では、月の出入りなどが十数分〜30分ほど前後します。
- 流星群:極大の日時や1時間あたりの数は予報値です。実際の出現数は年や空の条件によって大きく変わります。
「かざす」・ARの方角について
スマホをかざして星空を見る機能では、スマホのジャイロ(傾きのセンサー)で動きをなめらかに追い、電子コンパスで北の向きを少しずつ補正しています。電子コンパスが指すのは「磁北」で、日本では真北から西に6〜10°ほどずれているため、世界磁気モデル(WMM)をもとに場所ごとのずれ(偏角)を自動で補正しています。
電子コンパスは、近くの金属や磁石(スマホケースのマグネットなど)の影響を受けることがあります。ずれているときは、画面の「方位を合わせる」ボタンで調整できます。
記事の作り方(編集方針)
- 数字は計算で確かめる:日時・方角・高度などの数値は、すべて天文計算で求め、国立天文台などの公開情報と照らし合わせて確認しています。
- はじめての人にわかる言葉で:専門用語はできるだけ使わず、使うときは説明を添えています。
- 文章づくりの補助:記事の下書きや言い回しの調整には、AIによる文章作成の支援を使うことがあります。その場合も、内容と数値は運営者が計算結果と照らし合わせて確認してから公開しています。
- 広告と記事は分ける:記事の内容は広告主の影響を受けません。商品やサービスの紹介で報酬を受け取る場合は、そのことを明記します。
更新と訂正
- 「今月の星空」は毎月更新し、流星群や月食などが近づいたら関連記事を見直します。
- 記事に誤りが見つかった場合は、確認のうえ速やかに訂正し、大きな訂正はお知らせでお知らせします。
- 誤りや気づいた点は、お問い合わせフォームからお気軽にお知らせください。
使用しているデータとソフトウェアの提供元・ライセンスは、クレジット・ライセンスのページに一覧で載せています。