天の川が見える時期・時間・方角|見るための条件と2027年の新月
天の川は、私たちのいる銀河系(天の川銀河)を内側から見た姿です。見える時期・時間・方角と、見るための条件をまとめました。いちばんの見ごろは夏(7月〜8月)の夜、南の空です。
天の川がいま空のどこにあるかを、3Dの星空で確認できます。
天の川を3Dで見る →天の川が見える時期と時間
| 季節 | 見やすい時間 | 方角 | 明るさ |
|---|---|---|---|
| 春(4〜5月) | 明け方 | 東〜南東 | 夏の天の川が明け方に昇ってくる |
| 夏(6〜8月) | 夜8時〜深夜 | 南〜頭の上 | いちばん明るい |
| 秋(9〜10月) | 夕方〜夜 | 南西〜頭の上 | 夏の天の川が西へ傾く |
| 冬(12〜2月) | 夜 | 東〜頭の上 | 淡く、暗い場所でないと見にくい |
夏の天の川が明るく見えるのは、南の空のいて座・さそり座の方向に銀河系の中心があり、星がたくさん集まっているからです。冬の天の川は銀河系の外側の方向なので、淡くしか見えません。
天の川を見るための3つの条件
- 月明かりがないこと
天の川はとても淡いので、月が明るいと見えなくなります。新月の前後か、月が沈んだあとの時間を狙いましょう。 - 街明かりがないこと
市街地からはほぼ見えません。街から30km以上離れた山や高原、海辺がおすすめです。 - 晴れて空気が澄んでいること
湿度が低く、雲のない夜を選びます。ほしぞらドームの「今夜」で、雲の量から計算した星空指数を確認できます。
2027年夏の天の川カレンダー(新月)
- 2027年5月6日(木) 前後3日ほどが好条件
- 2027年6月5日(土) 前後3日ほどが好条件
- 2027年7月4日(日) 前後3日ほどが好条件
- 2027年8月2日(月) 前後3日ほどが好条件
- 2027年9月1日(水) 前後3日ほどが好条件
- 2027年9月30日(木) 前後3日ほどが好条件
天の川の見つけ方
夏の夜、まず夏の大三角を探します。暗い場所なら、ベガとアルタイルの間を通り、南の地平線のいて座・さそり座へ向かって流れる、雲のような光の帯が見えるはずです。目が暗さに慣れるまで、15分ほどスマホの明るい画面を見ないようにすると、見え方がまったく変わります。
天の川をスマホで撮るには
最近のスマホなら、三脚で固定して夜景モードを使うと天の川を写せることがあります。設定のコツはスマホで星空を撮る方法で紹介しています。
天の川の位置を、今夜の空で3Dで確認できます。
星空を3Dで見る →よくある質問
天の川はいつ見える?
一年中空にありますが、いちばん明るく見えるのは夏(7月〜8月)の夜の南の空です。新月の前後で、街明かりのない場所を選びましょう。
天の川は都会でも見える?
市街地ではほぼ見えません。街から離れた山や高原、海辺など、空の暗い場所へ行く必要があります。
天の川は何時ごろが見ごろ?
7月〜8月なら夜8時から深夜にかけて、南の空に見えます。月が沈んでいる時間を選ぶのがコツです。