星座の見つけ方|春夏秋冬の代表的な星座と北極星の探し方
星座は、まず明るい星と目印になる形を覚えると、ぐっと探しやすくなります。季節ごとの代表的な星座と、その見つけ方を紹介します。どの星座もほしぞらドームで名前を検索すると、その方向へ案内します。
星座探しの基本
- 見ごろは季節と時刻で決まる:星は1時間に約15°ずつ東から西へ動き、同じ時刻に見える位置は1か月で約2時間分ずつ西へずれます。このページの季節は「夜9時ごろ」に見やすい時期を表しています。
- 明るい1等星から探す:都会でも見える明るい星を見つけてから、そのまわりの星をたどるのがコツです。
- 星どうしの距離は「手」で測る:腕をのばしてこぶしひとつ分が約10°です。
一年中見える北の空:北極星の探し方
北極星(ポラリス)はほぼ真北にあり、一晩中ほとんど動きません。日本では北の空の、その土地の緯度と同じくらいの高さ(東京なら約35°)に見えます。
- 北斗七星から探す
ひしゃくの形をした北斗七星(おおぐま座)の、ひしゃくの先にある2つの星の間隔を、口の開いた方向へ約5倍のばした先に北極星があります。春から夏に見やすい方法です。 - カシオペヤ座から探す
W字の形をしたカシオペヤ座の、両端の2本の線をのばして交わる点と、Wの真ん中の星を結び、その長さを約5倍のばした先に北極星があります。秋から冬に見やすい方法です。
春の星座(4〜5月の夜9時ごろ)
春の大曲線:北斗七星のひしゃくの柄のカーブをそのままのばすと、オレンジ色の1等星アークトゥルス(うしかい座)、さらにのばすと白い1等星スピカ(おとめ座)にたどりつきます。
春の大三角:アークトゥルス、スピカ、しし座の尾にあるデネボラを結んだ三角形です。しし座は、頭の部分が「?」を裏返したような形(ししの大鎌)に並んでいて、その下に1等星レグルスがあります。
夏の星座(7〜8月の夜9時ごろ)
夏の大三角:頭の真上近くで明るく光るベガ(こと座)、アルタイル(わし座)、デネブ(はくちょう座)を結んだ大きな三角形です。ベガは七夕の織姫星、アルタイルは彦星として知られ、暗い場所では2つの間を天の川が流れています。
さそり座:南の低い空に、赤い1等星アンタレスを心臓にしたS字の形が見えます。そのすぐ東には、ひしゃくの形に星が並んだ「南斗六星」(いて座)があり、このあたりは天の川がいちばん濃く見える場所です。
秋の星座(10〜11月の夜9時ごろ)
秋の四辺形:頭上近くに、明るさのそろった4つの星が大きな四角形を作っています。ペガスス座の胴体にあたり、秋の星座探しの出発点になります。
アンドロメダ座とアンドロメダ銀河:四辺形の北東の角から東へ星をたどると、暗い空ではぼんやりした光のしみのようなアンドロメダ銀河(M31)が見えます。約250万光年先にあり、肉眼で見られる最も遠い天体のひとつです。
秋のひとつ星:南の低い空で、ぽつんとひとつだけ明るく光るのが、みなみのうお座の1等星フォーマルハウトです。
冬の星座(1〜2月の夜9時ごろ)
オリオン座:南の空に、斜めに3つ並んだ「三つ星」を囲むように4つの明るい星が並びます。左上の赤いベテルギウスと右下の青白いリゲルが目印で、冬の星座探しはここから始めましょう。
冬の大三角:ベテルギウス、全天でいちばん明るい恒星シリウス(おおいぬ座)、プロキオン(こいぬ座)を結んだ三角形です。三つ星を左下へのばすとシリウスにたどりつきます。
冬のダイヤモンド:シリウス、プロキオン、ポルックス(ふたご座)、カペラ(ぎょしゃ座)、アルデバラン(おうし座)、リゲルの6つの1等星を結ぶ大きな六角形です。おうし座の近くには、肉眼でも見える星の集まりすばる(プレアデス星団)があります。
星座の名前を検索すると、その方向へ3Dで案内します。スマホを空にかざせば、本物の空と見比べられます。
星座を探してみる →よくある質問
星座はいくつありますか?
国際天文学連合(IAU)が定めた星座は全部で88個です。日本からは、そのうち約50個を全体が見られます。
自分の誕生日の星座が見えないのはなぜ?
星占いの誕生星座は、誕生日のころに太陽と同じ方向にあるため、夜空では見えにくくなります。夜に見やすいのは、誕生日のおよそ3〜4か月前の夜9時ごろです。
都会でも星座は見られますか?
1等星や2等星などの明るい星なら、都会でも見られます。オリオン座や夏の大三角、北斗七星などは、街中でも見つけやすい星座です。