月の満ち欠けの仕組み|新月・三日月・上弦・満月・下弦の見える時間と方角
月は約29.5日の周期で、新月→三日月→上弦の月→満月→下弦の月と形を変えます。月の満ち欠けが起こる仕組みと、それぞれの月の見える時間・方角をわかりやすく解説します。
今日の月の形や、月の出・月の入りの時刻を確認できます。
月齢カレンダーを見る →月の満ち欠けが起こる仕組み
月は自分では光らず、太陽の光を反射して光っています。月は約1か月かけて地球のまわりを回っているので、地球・月・太陽の位置関係が毎日少しずつ変わります。そのため、地球から見える「太陽に照らされた部分」の形が変わって見えるのです。
- 月が太陽と同じ方向にあるとき → 照らされた面が地球から見えない=新月
- 月が太陽と反対の方向にあるとき → 照らされた面が全部見える=満月
- その間は、照らされた面が半分だけ見える=上弦の月・下弦の月
月の形と見える時間・方角
| 月の形 | 月齢 | 見える時間 | 見え方(北半球) |
|---|---|---|---|
| 新月 | 0 | 見えない | 太陽と一緒に昇り沈む |
| 三日月 | 2〜3 | 夕方の西の空 | 右側が細く光る |
| 上弦の月 | 約7 | 昼〜真夜中(夕方に南の空) | 右半分が光る |
| 満月 | 約15 | 一晩中(真夜中に南の空) | まんまる |
| 下弦の月 | 約22 | 真夜中〜昼(明け方に南の空) | 左半分が光る |
| 有明の月 | 26〜27 | 明け方の東の空 | 左側が細く光る |
覚え方:夕方に見える月は右側が光り、明け方に見える月は左側が光ります。どちらも、光っている側に太陽があると考えるとわかりやすいです。
月の出は毎日約50分ずつ遅くなる
月は地球のまわりを、1日に約12°ずつ東へ進みます。そのため、月が昇る時刻は毎日平均で約50分ずつ遅くなります。満月は日の入りのころに昇りますが、翌日の月(十六夜:いざよい)は少しためらうように遅れて昇ることから、この名前がつきました。
月の呼び名
| 月齢 | 呼び名 | 由来 |
|---|---|---|
| 2 | 三日月 | 新月から3日目の月 |
| 12 | 十三夜月 | 満月の次に美しいとされ、旧暦9月13日には「十三夜」のお月見をします |
| 14 | 十五夜(望月) | 満月。旧暦8月15日は「中秋の名月」 |
| 15 | 十六夜(いざよい) | 満月より少し遅れて、ためらうように昇る月 |
| 16 | 立待月(たちまちづき) | 立って待っているうちに昇る月 |
| 17 | 居待月(いまちづき) | 座って待つほど遅く昇る月 |
| 18 | 寝待月(ねまちづき) | 寝て待つほど遅く昇る月 |
「月齢」とは
月齢は、新月の瞬間からの経過日数です。新月が0で、満月はおよそ14〜15、次の新月の直前に29.5ほどになります。月齢がわかると、月の形や、夜空に月明かりがどれくらいあるかの目安になります。星や天の川を見るなら、月齢が0に近い新月前後がおすすめです。
次の満月の日や、毎月の満月の呼び名(ストロベリームーンなど)は満月カレンダーにまとめています。
いまの月の位置や形を、3Dの星空で確認できます。
星空を3Dで見る →よくある質問
月の満ち欠けはなぜ起こる?
月は太陽の光を反射して光っています。月が地球のまわりを回ることで、地球・月・太陽の位置関係が変わり、地球から見える光った部分の形が変わるためです。
月の満ち欠けの周期は?
新月から次の新月までは約29.5日です。これを朔望月(さくぼうげつ)といいます。
上弦の月と下弦の月の違いは?
上弦の月は新月から約7日後で、夕方に南の空に見え、右半分が光ります。下弦の月は満月から約7日後で、明け方に南の空に見え、左半分が光ります。