月面ジャンプの使い方と解説月の重力で何m跳べる?月から見た地球
月面ジャンプは、月の表面を歩いて、月の重力でジャンプできる3Dの体験ページです。場所は1969年にアポロ11号が着陸した静かの海。空に浮かぶ地球の位置と満ち欠け、太陽の向きは、実際の日時にあわせて計算しています(地形は再現イメージです)。
スマホでもパソコンでも、インストールなしで動きます。
月面ジャンプを開く →使い方
- 見回す:画面をドラッグします。
- 歩く:パソコンはWASDか矢印キー(Shiftで走る)、スマホは左下のスティック。
- ジャンプ:スペースキーか「ジャンプ」ボタン。着地すると、高さと空中にいた時間が表示されます。
- 地球の重力でくらべる:同じ力で跳んだとき、地球ではどれくらいになるかを体験できます。
- 地球を見上げる:空に浮かぶ地球の方へ向きます。地球の満ち欠けも、その日時の本当の形です。
- 朝・昼・夕方・夜:月面の太陽の高さを変えます。「いまの月面」は、今この瞬間の静かの海の空です。
月ではなぜ高く跳べるの?
月の重力は、地球の約6分の1(1秒ごとに速さが1.62m/sずつ変わる強さ)しかありません。同じ力で跳ぶと、上がる高さも、空中にいる時間も約6倍になります。
地球で50cm跳べる人なら、月では約3m、空中にいる時間は約0.6秒から約3.9秒にのびます。
ただし実際の宇宙飛行士は、重い宇宙服(地球の重さで約80kg)を着ていたので、そこまで高くは跳べませんでした。アポロの飛行士は、両足でぴょんぴょん跳ねるように移動するのが楽だったと話しています。
月の空はなぜ昼でも黒い?
月には空気がほとんどないため、太陽の光が散らばらず、昼でも空は真っ黒です。影もくっきり黒くなります。ジャンプで舞い上がった砂ぼこりも、空気がないので煙のように広がらず、きれいな放物線をえがいてすぐに落ちます。
地球はいつも同じ場所に見える
月はいつも同じ面を地球に向けているので、月面から見る地球は、空のほぼ同じ場所にとどまって見えます。静かの海からは、西の空の高いところです。
そのかわり、地球は約29.5日かけて満ち欠けします。地球から見た月の形と、月から見た地球の形は、ちょうど反対になります。
月の1日は約29.5日
月の上では、太陽が昇ってから沈むまでの昼が約2週間、夜も約2週間続きます。昼の地面は100℃を超え、夜は−170℃ほどまで冷えます。夜の月面を照らすのは、地球の光(地球照)です。
着陸船の模型について
画面の金色の機体は、アポロ11号の着陸船の下の部分(降下段)を簡単にした模型です。帰るときは上の部分だけが飛び立ったので、下の部分は今も静かの海に残っています。
ほかにも、月めぐりでは3Dの月を回して、アポロや日本のSLIMの着陸地点を確かめられます。
月面での体重
| 地球での体重 | 月での体重(約6分の1) |
|---|---|
| 30kg | 約5kg |
| 60kg | 約10kg |
| 90kg | 約15kg |
体の重さ(質量)は変わりませんが、月の重力が小さいため、体重計でははかると約6分の1になります。アポロの宇宙飛行士たちは、重い宇宙服を着ていても、ぴょんぴょん跳ねるように歩くことができました。
月面の温度
月には空気がないため、昼と夜の温度差がとても大きく、昼は100℃以上、夜は−150℃以下になる場所もあります。宇宙服は、この温度差から体を守る役目もしています。
月面ジャンプについての疑問
月で本当に6倍高く跳べる?
同じ力で跳べば、理論上は約6倍の高さまで跳べます。ただ、実際の宇宙服は重くて動きにくいので、アポロの宇宙飛行士たちはそれほど高くは跳んでいません。
月から見た地球はどれくらいの大きさ?
月から見た地球は、地球から見た月の約4倍の大きさに見えます。
月の昼と夜はどれくらい続く?
月の1日は約29.5日なので、昼と夜がそれぞれ約2週間ずつ続きます。
月では空が黒いのはなぜ?
空気がないため、太陽の光が散らばらず、昼でも空が黒く見えます。
月と地球のくらべっこ
| 項目 | 地球 | 月 |
|---|---|---|
| 直径 | 約1万2700km | 約3500km(約4分の1) |
| 重力 | 1 | 約6分の1 |
| 空気 | ある | ほとんどない |
| 空の色(昼) | 青 | 黒 |
| 1日の長さ | 24時間 | 約29.5日 |
月の地面は、細かい砂(レゴリス)におおわれています。アポロの宇宙飛行士の足あとは、風も雨もない月面に、いまも残っていると考えられています。
月面を知るための言葉
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 重力 | 物を引っぱる力。月の重力は地球の約6分の1 |
| レゴリス | 月の表面をおおう細かい砂。いん石がぶつかって岩がくだけたもの |
| 真空 | 空気がほとんどない状態。月の上は真空に近いので、音が伝わらず、空も黒い |
| 月の海 | 月の表面の黒っぽい平らな場所。水ではなく、昔の溶岩が固まったもの |
| 地球の出 | 月を回る宇宙船から、地球が月の地平線から昇って見える様子。アポロ8号の写真が有名 |
月面のよくある勘ちがい
- 「月では体が軽くなるから、力も弱くなる」:体の重さ(重力の強さ)は変わりますが、体そのもの(質量)や筋肉の力は変わりません。だから同じ力でけると、高く遠くまで跳べます。
- 「月の上でも会話ができる」:空気がないので声は伝わりません。宇宙飛行士は、宇宙服の中の無線で話していました。
- 「月の足あとはすぐ消える」:月には風も雨もないので、アポロの宇宙飛行士の足あとは、とても長いあいだ残ると考えられています。
- 「月から見た地球はいつも丸い」:地球も満ち欠けして見えます。地球から見て新月のとき、月から見た地球は「満地球」になります。
この記事のまとめ
- 月の重力は地球の約6分の1。同じ力でけると、ずっと高く跳べる
- 空気がないので、昼でも空は黒く、音も伝わらない
- 月から見た地球は、いつも空のほぼ同じ場所に見え、満ち欠けする
- 月の昼と夜は、それぞれ約2週間ずつ続く
よくある質問
月では地球の何倍高く跳べる?
月の重力は地球の約6分の1なので、同じ力で跳ぶと約6倍の高さまで上がり、空中にいる時間も約6倍になります。
月から地球はどう見える?
月はいつも同じ面を地球に向けているので、月面から見る地球は空のほぼ同じ場所にとどまり、約29.5日かけて満ち欠けします。
月の空はなぜ黒い?
空気がほとんどなく、太陽の光が散らばらないためです。昼でも空は黒く、星も見えます。
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