誕生星座(12星座)はいつ見える?誕生日の夜に自分の星座が見えない理由
3行でわかる「誕生星座」
- 誕生星座は、生まれた日に太陽がいた方向の星座。だから誕生日のころは夜空に見えない
- 自分の星座が夜9時ごろ南の空で見やすいのは、誕生日のおよそ3〜4か月前の季節
- 星占いの日付と実際の空には約1か月のずれがあり、黄道にはへびつかい座もかかっている
「誕生日の夜に、自分の星座を見てみたい」。そう思って空を見上げても、じつは見つかりません。誕生星座は、誕生日のころには太陽と一緒に昼の空にあるからです。

誕生星座(黄道十二星座)とは
地球から見ると、太陽は1年かけて星座の間を少しずつ移動していきます。この太陽の通り道を「黄道(こうどう)」といいます。
黄道にそって並ぶ12の星座が黄道十二星座です。星占いでは、生まれた日に太陽がいた星座を「誕生星座」と呼びます。
誕生日に自分の星座が見えない理由
誕生日のころ、自分の星座は太陽と同じ方向にあります。昼間は太陽がまぶしく、夜は太陽と一緒に地平線の下に沈んでいます。
ポイント
誕生日の夜に南の空に見えるのは、自分の星座とは反対側の星座です。
自分の星座が見やすい季節
夜9時ごろ、南の空で見やすくなる時期の目安です(東京)。
| 星座(星占いの期間) | 夜9時ごろ見やすい時期 | 目印 |
|---|---|---|
| おひつじ座(3/21〜4/19) | 12月ごろ | 暗い星座。すばるの西 |
| おうし座(4/20〜5/20) | 1月ごろ | アルデバラン、すばる |
| ふたご座(5/21〜6/21) | 2〜3月ごろ | カストルとポルックス |
| かに座(6/22〜7/22) | 3月ごろ | プレセペ星団 |
| しし座(7/23〜8/22) | 4月ごろ | レグルス、「?」を裏返した形 |
| おとめ座(8/23〜9/22) | 5〜6月ごろ | スピカ |
| てんびん座(9/23〜10/23) | 6〜7月ごろ | さそり座の西 |
| さそり座(10/24〜11/22) | 7〜8月ごろ | 赤いアンタレス |
| いて座(11/23〜12/21) | 8〜9月ごろ | 南斗六星(小さなひしゃく) |
| やぎ座(12/22〜1/19) | 9〜10月ごろ | 逆三角形の暗い星座 |
| みずがめ座(1/20〜2/18) | 10〜11月ごろ | 秋の四辺形の南西 |
| うお座(2/19〜3/20) | 11〜12月ごろ | 秋の四辺形をかこむ暗い星 |
夜遅くまで起きていれば、もう少し早い時期から東の空に昇ってくるのを見られます。
星占いの日付と、本当の空のずれ
星占いの日付は、約2000年前の空をもとに決められています。地球の自転の軸がゆっくり向きを変える歳差運動のため、いまの空では約1か月ずれています。
たとえば、星占いでおひつじ座の期間(3月下旬〜4月中旬)、実際の太陽はうお座の方向にいます。
13番目の星座「へびつかい座」
星座の境界線は、1930年に国際的に決められました。その境界で見ると、太陽は11月下旬から12月中旬にへびつかい座の中を通ります。
星占いでは使われませんが、天文学的には黄道にかかる星座は13あるのです。
自分の星座を探してみよう
それぞれの星座の見つけ方は星と星座の図鑑で紹介しています。誕生日の夜空そのものを見たいときは、誕生日の星空で、生まれた日の空をカードにできます。
12星座の見つけやすさ
黄道十二星座には、明るい星が多い星座と、暗い星ばかりの星座があります。
- 見つけやすい:さそり座、しし座、ふたご座、おうし座、いて座、おとめ座
- 見つけにくい:かに座、うお座、おひつじ座、やぎ座、みずがめ座(暗い星が多い)
見つけにくい星座は、近くの明るい星や星座から順にたどるのがコツです。かに座は、しし座とふたご座の間を探します。
月や惑星は黄道の近くを通る
月や惑星も、黄道の近くを動いていきます。そのため、黄道十二星座の中に惑星がいることがよくあります。
星座の中に、地図にない明るい星があったら、それは惑星かもしれません。いま惑星がどの星座にいるかは惑星カレンダーで確認できます。
星座ごとのいちばん明るい星
| 星座 | いちばん明るい星 | 明るさ |
|---|---|---|
| おうし座 | アルデバラン | 1等星 |
| ふたご座 | ポルックス | 1等星 |
| しし座 | レグルス | 1等星 |
| おとめ座 | スピカ | 1等星 |
| さそり座 | アンタレス | 1等星 |
| いて座 | カウス・アウストラリス | 2等星 |
| おひつじ座 | ハマル | 2等星 |
| みずがめ座 | サダルスウド | 3等星 |
1等星を含む星座から探しはじめると、ほかの星座もたどりやすくなります。
誕生星座についての疑問
誕生日の夜には何座が見える?
自分の星座の反対側にある星座が、夜中に南の空に見えます。たとえば、さそり座の人(10〜11月生まれ)の誕生日の夜は、おうし座やオリオン座などの冬の星座が見えます。
星占いと天文学は同じ?
ちがいます。天文学は、星や宇宙のしくみを観測や計算で調べる学問です。星占いは、星の位置を使った占いで、科学的な根拠はないとされています。
誕生日の星空を見る方法は?
ほしぞらドームの「誕生日の星空」で、生まれた日・時刻・場所の星空を再現できます。
誕生星座のずれは「歳差」から
地球の自転軸は、コマのように約2万6千年かけてゆっくり首をふっています。これを歳差(さいさ)といいます。
歳差のため、太陽が春分の日にいる場所(春分点)は、少しずつ星座の中を移動しています。約2000年前、星占いの12星座が決まったころは、春分点はおひつじ座にありました。いまはうお座にあり、やがてみずがめ座へ移っていきます。
星占いの日付と、実際に太陽がいる星座がずれているのは、このためです。
12星座はみんな同じ大きさ?
大きさはばらばらです。12星座でいちばん大きいのはおとめ座で、全天でも2番目の大きさです。いちばん小さいのはやぎ座で、かに座も明るい星が少なく見つけにくい星座です。
自分の星座を早く見たいときは?
自分の星座の「見やすい季節」より数か月前でも、明け方の東の空なら昇ってきているのが見られます。
誕生日の夜空を3Dで再現して、カードにできます。
誕生日の星空を作る →よくある質問
誕生日に自分の星座は見える?
いいえ。誕生日のころは太陽と同じ方向にあるため、夜空には見えません。
自分の星座はいつ見える?
夜9時ごろなら、誕生日のおよそ3〜4か月前の季節に南の空で見やすくなります。たとえば、さそり座(10〜11月生まれ)は7〜8月が見ごろです。
13星座とは?
太陽の通り道(黄道)には、12星座のほかにへびつかい座もかかっています。天文学的には13の星座を通ります。
星占いの日付が実際の空とずれるのはなぜ?
地球の自転の軸がゆっくり向きを変える歳差運動のためで、約2000年で約1か月ずれました。