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ほしぞらドーム › 記事一覧 › 星座の覚え方 ・ 更新 2026-11-02

星座の覚え方初心者でも夜空で星座が見つかる5つのコツ【季節の目印つき】

文:HimaL(ほしぞらドーム) ・ 天体の日時や位置は天文計算で求め、公開情報と照らし合わせています(データと計算方法)

星座がなかなか覚えられないのは、いきなり星座の形を探そうとするからです。まず季節ごとの「目印」を1つ覚えて、そこから星をたどるのがいちばんの近道。初心者でも夜空で星座を見つけられるようになる覚え方を紹介します。

2027年5月15日21時の東京の東から南の空。北斗七星の柄からアークトゥルス、スピカへ続く春の大曲線
5月15日 21時ごろの東〜南の空(東京)。北斗七星の柄のカーブをのばすとアークトゥルス、さらにスピカへ。明るい星を目印にすると、星座が覚えやすくなります。 ほしぞらドームの星空に、星座線と目印を描き足した図です。

コツ1:明るい星から覚える

街の中では、暗い星は見えません。星座の線を全部たどるより、まずその星座でいちばん明るい星(1等星や2等星)を覚えましょう。明るい星の位置がわかれば、暗い場所へ行ったときに星座の形が自然と浮かんできます。

コツ2:季節の目印を1つずつ覚える

季節目印たどれる星座
春北斗七星と春の大曲線おおぐま座 → うしかい座(アークトゥルス)→ おとめ座(スピカ)、しし座
夏夏の大三角こと座・わし座・はくちょう座、南のさそり座・いて座
秋秋の四辺形(ペガススの大四辺形)ペガスス座 → アンドロメダ座 → カシオペヤ座、うお座
冬オリオン座と冬の大三角おおいぬ座・こいぬ座・ふたご座・おうし座・ぎょしゃ座

1つの季節に1つの目印を覚えるだけで、まわりの星座へと世界が広がっていきます。冬の星座のたどり方は冬の星座の見つけ方、夏と冬の三角形は夏の大三角と冬の大三角でくわしく紹介しています。

コツ3:北極星は一年中の道しるべ

北の空の星座は、一年中ほとんど同じ場所でぐるぐる回っています。北斗七星のひしゃくの先の2つの星の間隔を、約5倍のばした先に北極星があります。

北斗七星が低い秋から冬は、W字形のカシオペヤ座からも北極星を見つけられます。北極星の高さは、その場所の緯度とほぼ同じです(東京なら約36°)。

コツ4:物語といっしょに覚える

星座にはギリシャ神話の物語がついています。たとえば、さそりに刺されたオリオンは、さそり座が東から昇ると逃げるように西へ沈み、2つの星座が同じ空に並ぶことはありません。

物語を知っていると、星座の位置関係が記憶に残りやすくなります。星座ごとの神話は星と星座の図鑑で紹介しています。

コツ5:同じ時間に、何度も見上げる

星座は毎日約4分ずつ早く昇り、1か月で約2時間ずれます。週に1回でも、同じ時刻に同じ方角を見上げていると、季節とともに星座が東から西へ移っていく様子がわかってきます。

家の窓やベランダから見える範囲で、まず1つの方角の星座を覚えるのもおすすめです。

子どもと覚えるときは

覚えた星座を確かめる方法

最初に覚えたい10の星座

季節星座
春しし座・おとめ座・うしかい座
夏さそり座・はくちょう座・こと座
秋カシオペヤ座・ペガスス座
冬オリオン座・おうし座

この10星座を覚えると、そこから近くの星座へたどれるようになり、四季の星空がぐっと身近になります。

星座を覚えるときの疑問

全部の星座を覚える必要がある?

ありません。88星座のうち、明るくて形がわかりやすい星座は20〜30ほどです。まずは季節ごとに2〜3個ずつ覚えれば、夜空がぐっと身近になります。

星座の線は実際に見える?

星座の線は、星と星を想像で結んだものです。実際の空には線はないので、明るい星から順に形を思い浮かべながらたどります。

街なかでも星座は覚えられる?

明るい星でできた星座(オリオン座、さそり座、カシオペヤ座など)なら、街なかでも見つけられます。暗い星の多い星座は、空の暗い場所で確かめましょう。

星座早見盤とアプリはどちらがいい?

どちらにもよさがあります。星座早見盤は全体の位置関係がわかりやすく、アプリやほしぞらドームはスマホを向けた方向の星座名がすぐわかります。

季節の目印になる形

季節目印たどれる星座
春春の大曲線・春の大三角うしかい座・おとめ座・しし座
夏夏の大三角こと座・わし座・はくちょう座
秋秋の四辺形ペガスス座・アンドロメダ座・うお座
冬冬の大三角・冬のダイヤモンドオリオン座・おおいぬ座・ふたご座など

星座を覚えるときに知っておきたい言葉

言葉意味
星座線星座の星を結んだ線。決まった線はなく、本やアプリによって少しずつちがう
アステリズム星座ではないけれど、目立つ星のならび。北斗七星、夏の大三角、秋の四辺形など
南中星が真南に来て、いちばん高くなること。「夜9時の星座」は、この時刻に南中する星座が多い
日周運動地球の自転で、星が1時間に約15°ずつ東から西へ動いて見えること
年周運動地球の公転で、同じ時刻に見える星座が1か月に約30°(約2時間分)ずつ西へずれていくこと

覚えた星座を忘れないコツ

この記事のまとめ

季節の目印になる星を、3Dの星空でいっしょに探せます。

星空を3Dで見る →

よくある質問

星座を覚えるにはまず何から?

季節ごとの目印を1つ覚えるのがおすすめです。冬ならオリオン座、夏なら夏の大三角、春なら北斗七星、秋なら秋の四辺形から始めると、まわりの星座へたどれます。

北極星の見つけ方は?

北斗七星のひしゃくの先の2つの星の間隔を、約5倍のばした先にあります。北斗七星が見えにくい秋から冬は、W字形のカシオペヤ座からも探せます。

都会でも星座は覚えられる?

明るい星だけなら都会でも見えます。1等星や2等星の位置を先に覚えておくと、暗い場所に行ったときに星座の形がすぐわかります。

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