ほしぞらドーム

ほしぞらドーム › 記事一覧 › 太陽系の惑星の順番 ・ 更新 2026-11-01

太陽系の惑星の順番と覚え方「水金地火木土天海」大きさ・距離の違いも一覧で

文:HimaL(ほしぞらドーム) ・ 天体の日時や位置は天文計算で求め、公開情報と照らし合わせています(データと計算方法)

3行でわかる「惑星の順番」

太陽のまわりを回る惑星は8つあります。順番は、「水金地火木土天海(すいきんちかもくどってんかい)」の語呂合わせで覚えるのが定番です。

太陽系の惑星の順番

順番惑星太陽からの距離(地球=1)直径(地球=1)公転周期
1水星0.390.38約88日
2金星0.720.95約225日
3地球11約365日
4火星1.520.53約687日
5木星5.211.2約12年
6土星9.69.4約29年
7天王星19.24.0約84年
8海王星30.13.9約165年

「地球=1」は、地球と太陽の距離(約1億5000万km)を1としたときの値です。海王星は、地球の約30倍も遠くにあります。

覚え方のコツ

地球型惑星と木星型惑星

8つの惑星は、大きく2つのグループに分けられます。

地球型惑星木星型惑星(巨大惑星)
惑星水星・金星・地球・火星木星・土星・天王星・海王星
大きさ小さい大きい
表面岩石でできた地面があるガスや氷が中心で、はっきりした地面がない
環ないすべてに環がある(土星がいちばん目立つ)
衛星少ない(0〜2個)多い(数十個以上)

ポイント

環があるのは土星だけではありません。木星・天王星・海王星にも、うすい環があります。

冥王星はなぜ惑星ではなくなったの?

冥王星は、1930年に見つかってから「9番目の惑星」とされていました。

しかし、冥王星の近くに似た大きさの天体がいくつも見つかったため、2006年に国際天文学連合が惑星の条件を決め直しました。冥王星は「準惑星」という新しいグループに入りました。

夜空で見える惑星

肉眼で見えるのは水星・金星・火星・木星・土星の5つです。天王星はとても暗く、海王星は望遠鏡が必要です。

今見える惑星は惑星カレンダーで、大きさや距離の違いは太陽系3Dで確かめられます。授業用には印刷用ワークシートもあります。

太陽系の広さを体感する

太陽を直径1mの大きな玉にすると、地球は約1cmのビー玉で、約107m先にあります。海王星は約3.2km先です。

惑星どうしは、とてもはなれていることがわかります。太陽系3Dの「本当の距離」で、実際の広さを体験できます。

惑星ひとことプロフィール

惑星の名前の由来

日本語の「水・金・火・木・土」は、古代中国の考え方(五行説)にもとづいています。英語名は、ローマ神話の神々の名前です(例:木星=ジュピター、火星=マーズ)。

惑星の衛星の数

地球の衛星は月1つですが、ほかの惑星には、たくさんの衛星があります。

惑星衛星の数(目安)有名な衛星
水星・金星0—
地球1月
火星2フォボス・ダイモス
木星90以上イオ・エウロパ・ガニメデ・カリスト
土星270以上タイタン・エンケラドス
天王星約30ミランダ
海王星16トリトン

衛星の数は、新しい発見で増えていきます。木星の大きな4つの衛星は、双眼鏡でも小さな点として見えることがあります。

惑星はどれくらいの速さで動いている?

惑星公転の速さ(秒速・目安)
水星約47km
金星約35km
地球約30km
火星約24km
木星約13km
土星約10km
天王星約7km
海王星約5km

太陽に近い惑星ほど速く回っています。地球も、秒速約30kmという速さで太陽のまわりを回っているのです。

夜空で惑星の動きを見る

惑星は、数日〜数週間かけて、星座の中を少しずつ移動していきます。同じ時刻に何日か続けて見ると、まわりの星との位置が変わるのがわかります。

ときどき、いつもと反対向きに動いて見える「逆行」もあります。地球が外側の惑星を追いぬくときに起こる、見かけの動きです。

惑星についての疑問

地球にいちばん近い惑星は?

平均すると水星ですが、いちばん近づく惑星は金星です(約4000万km)。

惑星は全部同じ平面を回っている?

ほぼ同じ平面を回っています。そのため、惑星は夜空で、太陽の通り道(黄道)の近くに並んで見えます。

惑星が一列に並ぶことはある?

空の上で惑星がいくつか近くに集まって見えることはありますが、宇宙の中で完全に一直線に並ぶことは、まずありません。

太陽系の準惑星

冥王星のように、太陽のまわりを回る丸い天体だけれど、まわりの小さな天体を自分の重力で一掃できていないものは準惑星と呼ばれます。

準惑星ある場所ひとこと
ケレス火星と木星の間(小惑星帯)小惑星帯でいちばん大きな天体。探査機ドーンが調べた
冥王星海王星より外側2006年に準惑星になった。ハート形の地形で有名
エリス冥王星よりさらに外側冥王星とほぼ同じ大きさ。見つかったことが、惑星の定義を決めるきっかけに
ハウメア海王星より外側ラグビーボールのような細長い形
マケマケ海王星より外側見つかった時期がイースターのころで、イースター島の神話の神から名づけられた

太陽系の外側には、まだ見つかっていない準惑星がたくさんあると考えられています。

この記事のまとめ

8つの惑星を、本当の位置と大きさで比べてみましょう。

太陽系3Dを開く →

よくある質問

太陽系の惑星の順番は?

太陽に近い順に、水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星です。

惑星の順番の覚え方は?

「水金地火木土天海(すいきんちかもくどってんかい)」の語呂合わせが定番です。

いちばん大きい惑星は?

木星です。直径は地球の約11倍です。

冥王星は惑星?

2006年から準惑星に分類されています。

次に読む

双眼鏡で星を見る双眼鏡で見られる天体と、倍率・口径の選び方。星空観察のコツ星がよく見える場所・時間・服装と持ち物。スマホで星空を撮る方法iPhone・Androidの設定と、きれいに撮るコツ。天の川の見える時期見える季節・時間・方角と、見るための条件。今夜の星空地域別に、今夜見える惑星や星座、月の出入りをまとめています。