太陽系の惑星の順番と覚え方「水金地火木土天海」大きさ・距離の違いも一覧で
3行でわかる「惑星の順番」
- 太陽に近い順に水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星
- 覚え方は「すい・きん・ち・か・もく・ど・てん・かい」
- 冥王星は2006年に「準惑星」に分類が変わった
太陽のまわりを回る惑星は8つあります。順番は、「水金地火木土天海(すいきんちかもくどってんかい)」の語呂合わせで覚えるのが定番です。
太陽系の惑星の順番
| 順番 | 惑星 | 太陽からの距離(地球=1) | 直径(地球=1) | 公転周期 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 水星 | 0.39 | 0.38 | 約88日 |
| 2 | 金星 | 0.72 | 0.95 | 約225日 |
| 3 | 地球 | 1 | 1 | 約365日 |
| 4 | 火星 | 1.52 | 0.53 | 約687日 |
| 5 | 木星 | 5.2 | 11.2 | 約12年 |
| 6 | 土星 | 9.6 | 9.4 | 約29年 |
| 7 | 天王星 | 19.2 | 4.0 | 約84年 |
| 8 | 海王星 | 30.1 | 3.9 | 約165年 |
「地球=1」は、地球と太陽の距離(約1億5000万km)を1としたときの値です。海王星は、地球の約30倍も遠くにあります。
覚え方のコツ
- 「すい・きん・ち・か・もく・ど・てん・かい」とリズムで唱える
- 曜日の漢字(水・金・火・木・土)が入っていると考える
- 真ん中の「火・木」の間に、小惑星帯(小さな岩の天体の集まり)がある
地球型惑星と木星型惑星
8つの惑星は、大きく2つのグループに分けられます。
| 地球型惑星 | 木星型惑星(巨大惑星) | |
|---|---|---|
| 惑星 | 水星・金星・地球・火星 | 木星・土星・天王星・海王星 |
| 大きさ | 小さい | 大きい |
| 表面 | 岩石でできた地面がある | ガスや氷が中心で、はっきりした地面がない |
| 環 | ない | すべてに環がある(土星がいちばん目立つ) |
| 衛星 | 少ない(0〜2個) | 多い(数十個以上) |
ポイント
環があるのは土星だけではありません。木星・天王星・海王星にも、うすい環があります。
冥王星はなぜ惑星ではなくなったの?
冥王星は、1930年に見つかってから「9番目の惑星」とされていました。
しかし、冥王星の近くに似た大きさの天体がいくつも見つかったため、2006年に国際天文学連合が惑星の条件を決め直しました。冥王星は「準惑星」という新しいグループに入りました。
夜空で見える惑星
肉眼で見えるのは水星・金星・火星・木星・土星の5つです。天王星はとても暗く、海王星は望遠鏡が必要です。
今見える惑星は惑星カレンダーで、大きさや距離の違いは太陽系3Dで確かめられます。授業用には印刷用ワークシートもあります。
太陽系の広さを体感する
太陽を直径1mの大きな玉にすると、地球は約1cmのビー玉で、約107m先にあります。海王星は約3.2km先です。
惑星どうしは、とてもはなれていることがわかります。太陽系3Dの「本当の距離」で、実際の広さを体験できます。
惑星ひとことプロフィール
- 水星:いちばん小さく、太陽にいちばん近い。昼は約430℃、夜は約−170℃
- 金星:厚い二酸化炭素の大気で、表面は約460℃。太陽系でいちばん熱い惑星
- 地球:液体の水がある、生命が見つかっている唯一の惑星
- 火星:赤い砂におおわれた惑星。太陽系でいちばん高い山「オリンポス山」がある
- 木星:いちばん大きい惑星。大赤斑という巨大なうずがある
- 土星:大きな環が目立つ。密度が水より小さい
- 天王星:自転の軸が横だおしになっている
- 海王星:いちばん外側の惑星。強い風がふく青い惑星
惑星の名前の由来
日本語の「水・金・火・木・土」は、古代中国の考え方(五行説)にもとづいています。英語名は、ローマ神話の神々の名前です(例:木星=ジュピター、火星=マーズ)。
惑星の衛星の数
地球の衛星は月1つですが、ほかの惑星には、たくさんの衛星があります。
| 惑星 | 衛星の数(目安) | 有名な衛星 |
|---|---|---|
| 水星・金星 | 0 | — |
| 地球 | 1 | 月 |
| 火星 | 2 | フォボス・ダイモス |
| 木星 | 90以上 | イオ・エウロパ・ガニメデ・カリスト |
| 土星 | 270以上 | タイタン・エンケラドス |
| 天王星 | 約30 | ミランダ |
| 海王星 | 16 | トリトン |
衛星の数は、新しい発見で増えていきます。木星の大きな4つの衛星は、双眼鏡でも小さな点として見えることがあります。
惑星はどれくらいの速さで動いている?
| 惑星 | 公転の速さ(秒速・目安) |
|---|---|
| 水星 | 約47km |
| 金星 | 約35km |
| 地球 | 約30km |
| 火星 | 約24km |
| 木星 | 約13km |
| 土星 | 約10km |
| 天王星 | 約7km |
| 海王星 | 約5km |
太陽に近い惑星ほど速く回っています。地球も、秒速約30kmという速さで太陽のまわりを回っているのです。
夜空で惑星の動きを見る
惑星は、数日〜数週間かけて、星座の中を少しずつ移動していきます。同じ時刻に何日か続けて見ると、まわりの星との位置が変わるのがわかります。
ときどき、いつもと反対向きに動いて見える「逆行」もあります。地球が外側の惑星を追いぬくときに起こる、見かけの動きです。
惑星についての疑問
地球にいちばん近い惑星は?
平均すると水星ですが、いちばん近づく惑星は金星です(約4000万km)。
惑星は全部同じ平面を回っている?
ほぼ同じ平面を回っています。そのため、惑星は夜空で、太陽の通り道(黄道)の近くに並んで見えます。
惑星が一列に並ぶことはある?
空の上で惑星がいくつか近くに集まって見えることはありますが、宇宙の中で完全に一直線に並ぶことは、まずありません。
太陽系の準惑星
冥王星のように、太陽のまわりを回る丸い天体だけれど、まわりの小さな天体を自分の重力で一掃できていないものは準惑星と呼ばれます。
| 準惑星 | ある場所 | ひとこと |
|---|---|---|
| ケレス | 火星と木星の間(小惑星帯) | 小惑星帯でいちばん大きな天体。探査機ドーンが調べた |
| 冥王星 | 海王星より外側 | 2006年に準惑星になった。ハート形の地形で有名 |
| エリス | 冥王星よりさらに外側 | 冥王星とほぼ同じ大きさ。見つかったことが、惑星の定義を決めるきっかけに |
| ハウメア | 海王星より外側 | ラグビーボールのような細長い形 |
| マケマケ | 海王星より外側 | 見つかった時期がイースターのころで、イースター島の神話の神から名づけられた |
太陽系の外側には、まだ見つかっていない準惑星がたくさんあると考えられています。
この記事のまとめ
- 太陽に近い順に、水・金・地・火・木・土・天・海
- 内側の4つは岩石の惑星、外側の4つは大きなガスや氷の惑星
- 冥王星は2006年から準惑星に分類されている
- 夜空で肉眼で見えるのは、水星・金星・火星・木星・土星の5つ
8つの惑星を、本当の位置と大きさで比べてみましょう。
太陽系3Dを開く →よくある質問
太陽系の惑星の順番は?
太陽に近い順に、水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星です。
惑星の順番の覚え方は?
「水金地火木土天海(すいきんちかもくどってんかい)」の語呂合わせが定番です。
いちばん大きい惑星は?
木星です。直径は地球の約11倍です。
冥王星は惑星?
2006年から準惑星に分類されています。