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ほしぞらドーム › 記事一覧 › 流星群3Dの使い方 ・ 更新 2026-11-02

流星群3Dの使い方と解説流星群のしくみ・彗星のチリと母天体

文:HimaL(ほしぞらドーム) ・ 天体の日時や位置は天文計算で求め、公開情報と照らし合わせています(データと計算方法)

流星群3Dは、流星群がなぜ毎年同じころに見られるのかを、3Dで確かめられるページです。彗星や小惑星が通り道に残したチリの帯と、太陽のまわりを回る地球を、真上や横から見られます。

スマホでもパソコンでも、インストールなしで動きます。

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使い方

流星群のしくみ

彗星は、太陽に近づくと氷がとけて、砂つぶのような小さなチリをまき散らします。チリは彗星の通り道にそって広がり、長い帯になります。

地球は毎年同じ時期に、その帯を横切ります。このとき、たくさんのチリが地球の大気に飛びこんで燃え、流れ星になります。これが流星群です。

地球が帯を横切る場所は毎年ほぼ同じなので、流星群は毎年同じころに見られます。流れ星が空の1点(放射点)から飛び出すように見えるのは、平行に飛んでくるチリを、遠近法で見ているからです。

流星群と母天体

流星群母天体(チリのもと)説明
しし座流星群テンペル・タットル彗星約33年ごとに太陽に近づく彗星です。地球とほぼ正面からぶつかるので、流れ星の速さは秒速約71kmと、すべての流星群でいちばん速くなります。
ふたご座流星群小惑星フェートン母天体が彗星ではなく小惑星という、めずらしい流星群です。太陽にとても近づく軌道で、毎年たくさんの流れ星が安定して見られます。
しぶんぎ座流星群小惑星2003 EH1母天体は、昔の彗星のなごりと考えられる小惑星です。チリの帯がせまいので、たくさん流れるのは数時間だけです。
みずがめ座η流星群ハレー彗星ハレー彗星のチリが、5月の連休のころにも地球に飛びこんできます。オリオン座流星群と同じ母天体です。
ペルセウス座流星群スイフト・タットル彗星約130年ごとに太陽に近づく彗星です。夏休みのころ、地球がこの彗星のチリの帯の中をゆっくり通りぬけます。
オリオン座流星群ハレー彗星約76年ごとにもどってくるハレー彗星のチリです。地球は1年に2回、このチリの帯を横切ります(もう1回は5月のみずがめ座η流星群)。

このページの表示について

彗星や小惑星の軌道は、公表されている軌道要素(近日点距離・離心率・軌道傾斜角など)から計算して描いています。チリの帯の広がりや濃さは、しくみを見やすく表したイメージです。

地球の大きさは、見やすくするため実際よりずっと大きく表示しています。

流れ星を見る時間と方角は、流星群カレンダーと、流れ星シミュレーターで確かめられます。ほかにも、太陽系3D、月食3Dで宇宙をめぐれます。

流星群の「当たり年」とは

母天体の彗星が太陽に近づいた直後は、新しいちりがたくさんあるため、流れ星が大量に見られることがあります。これを流星雨と呼びます。

しし座流星群は、母天体のテンペル・タットル彗星が約33年ごとに戻ってくるため、2001年には日本でも1時間に数百〜数千個という大出現が見られました。

流星群と見える時間

流星群の流れ星は、放射点が地平線の上にあるときに見えます。放射点が高いほど、たくさん見えます。そのため、流星群によっておすすめの時間が違います。

各流星群の見ごろの時間は流星群カレンダーで確認できます。

流星群3Dについての疑問

チリの帯は本当にこんな形?

母天体の軌道にそって、ちりが帯のように広がっているようすを、わかりやすく表現しています。実際のちりは目に見えないほど細かく、帯の幅や濃さは流星群によって違います。

どの流星群が見られる?

しぶんぎ座・みずがめ座η・ペルセウス座・オリオン座・しし座・ふたご座など、おもな流星群を選べます。

今日の地球の位置は正確?

地球や惑星の位置は、日付に合わせて計算しています。チリの帯の位置は、母天体の軌道をもとにしています。

おもな流星群と母天体

流星群極大(目安)母天体
しぶんぎ座流星群1月4日ごろ小惑星2003 EH1
みずがめ座η流星群5月6日ごろハレー彗星
ペルセウス座流星群8月13日ごろスイフト・タットル彗星
オリオン座流星群10月21日ごろハレー彗星
しし座流星群11月17日ごろテンペル・タットル彗星
ふたご座流星群12月14日ごろ小惑星フェートン

流星群3Dを見るときの言葉

言葉意味
母天体流星群のもとになるチリを出した彗星や小惑星
ダストトレイル母天体が太陽に近づいたときに出したチリの細い流れ。地球がこの中を通ると、流れ星が急に増えることがある
軌道天体が太陽のまわりを回る道すじ
ZHR空がとても暗く、放射点が真上にあるときに見えると考えられる、1時間あたりの流れ星の数
近日点天体の軌道で、太陽にいちばん近づく場所

流星群3Dの疑問

なぜ流星群は毎年同じ日に見えるの?

地球は1年で太陽のまわりを1周し、毎年ほぼ同じ日に、軌道の同じ場所を通ります。チリの流れと交わる場所を通る日が、毎年の流星群の日になります。

母天体の彗星は、もう地球の近くに来ない?

多くの彗星は、何年から何百年もかけて太陽のまわりを回っています。ペルセウス座流星群の母天体スイフト・タットル彗星は、約133年ごとにもどってきます。

よくある質問

流星群はなぜ毎年同じ時期に見られるの?

彗星などが残したチリの帯は宇宙のほぼ同じ場所にあり、地球は1年かけて太陽のまわりを回るので、毎年同じ時期に同じ場所でチリの帯を横切るからです。

流星群のもとになるのは何?

彗星や小惑星が通り道に残した、砂つぶのような小さなチリです。しし座流星群はテンペル・タットル彗星、ふたご座流星群は小惑星フェートンのチリです。

ハレー彗星の流星群はある?

あります。5月のみずがめ座η流星群と、10月のオリオン座流星群は、どちらもハレー彗星のチリによる流星群です。

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