流れ星シミュレーター流星群の夜、何時にどの方角で何個見える?
流星群の夜、流れ星は何時ごろ、どの方角に、どれくらい流れるのか。放射点の高さ、月明かり、空の暗さをもとに、あなたの街の夜空で流れ星が流れる様子を再現します。
使い方
- 流星群と場所をえらぶ
次にやってくる流星群が最初にえらばれています。場所は全国9都市から選べます。 - スライダーで時刻を動かす
放射点(黄色の印)が昇るにつれて、流れ星の数が増えていくのがわかります。「再生」を押すと、夜の間の変化を早回しで見られます。 - 空の暗さを変えてみる
「街なか」と「山や海」を切りかえると、見える数が何倍も変わります。暗い場所へ行く大切さがよくわかります。
流れ星は放射点から飛び出してくる
流星群の流れ星は、どれも空の一点から四方八方へ飛び出すように流れます。この点が放射点です。実際には、ちりの粒が平行に地球へ飛びこんでいるのですが、遠くへ続く線路が一点に集まって見えるのと同じ理由で、一点から広がって見えます。
シミュレーターをよく見ると、放射点の近くの流れ星は短く、離れるほど長く流れているのがわかります。放射点の近くでは、こちらへ向かってくる流れ星を正面から見ることになるためです。
だから、放射点だけを見つめるより、空全体を広く眺めるほうがたくさん見つけられます。
見える数が変わる3つの理由
- 放射点の高さ:放射点が地平線に近いと、流れ星の多くが地平線の下で流れてしまいます。放射点が高く昇る真夜中すぎに数が増えるのはこのためです。
- 空の暗さ:流れ星の多くは暗いものです。街明かりで暗い星が見えない空では、明るい流れ星しか見えません。
- 月明かり:月が明るく出ていると、街なかと同じように暗い流れ星が見えなくなります。
流星群ごとの日にちや見ごろは流星群カレンダー、今夜の雲を考えた予報は流れ星予報で見られます。
ほかのシミュレーター
シミュレーターで試してみたい3つの実験
実験1:街なかと山の上で数をくらべる
流星群と日にちを同じにして、「空の暗さ」だけを「街なか」と「山や海」で切りかえてみましょう。同じ時刻でも、見える流れ星の数が何倍も変わります。暗い場所へ行くことが、流れ星をたくさん見るいちばんの近道だとわかります。
実験2:時刻を夕方から明け方まで動かす
スライダーで18時から翌朝6時まで動かし、グラフの山がどこにあるかを見ましょう。多くの流星群は、放射点が高く昇る真夜中すぎに山があります。ふたご座流星群のように、夜のはじめから数が多い流星群もあります。
実験3:極大の夜と前後の夜をくらべる
「日にち」を極大の前後に切りかえると、数がどれくらい変わるかがわかります。ピークが短いしぶんぎ座流星群と、なだらかなオリオン座流星群などをくらべてみてください。
流星群ごとの流れ星の特ちょう
| 流星群 | 流れ星の速さ(秒速・約) | 特ちょう |
|---|---|---|
| ふたご座 | 35km | ゆっくりめで明るく、数がいちばん多い |
| しぶんぎ座 | 41km | 短い時間に集中して流れる |
| ペルセウス座 | 59km | 明るい流れ星が多く、痕が残ることも |
| オリオン座 | 66km | 速く、すっと流れる |
| しし座 | 71km | とても速い。年によって大出現することがある |
速さは、チリが地球の大気に飛びこむときの速さです。地球の進む向きと正面からぶつかる流星群ほど速く、短くするどい流れ星になります。
本物の空で数えるときは
- 15分ごとに区切って数える:時刻と数をメモすると、シミュレーターのグラフとくらべられます。
- 明るさと向きも記録する:「1等星くらい」「放射点から飛んできた」などを書いておくと、流星群の流れ星かどうかがわかります。
- 雲の量もメモする:雲が出ると数が減るので、空の状態もいっしょに記録しましょう。
夜明け前に流れ星が増えるのは、地球の自転で、わたしたちが地球の進む向きの側(明け方側)に来るからです。車で走っていると、前のガラスにたくさん雨が当たるのと同じしくみです。
流れ星シミュレーターについての疑問
グラフの数と実際の数がちがうのはなぜ?
グラフは、過去の平均的な活動をもとにした目安です。流星群は年によって活発さが変わり、雲や、見ている人の視野の広さによっても数が変わります。
放射点が地平線の下でも流れ星は見える?
見えることがあります。放射点が地平線の近くにあると、地平線からはうようにゆっくり流れる、長い流れ星が見られることがあります。数は少ないですが、とても印象に残る流れ星です。
この記事のまとめ
- 流れ星は放射点から四方へ飛び出すように流れる
- 放射点が高いほど、空が暗いほど、たくさん見える
- 月明かりがあると、暗い流れ星は見えにくくなる
- 多くの流星群は真夜中すぎから明け方に数が増える
- 方角をしぼらず、空全体を広く見るのがコツ
流れ星をもっと知る
流れ星のしくみや見つけ方のコツは流れ星の見つけ方で、流星群のチリの帯と地球の位置関係は流星群3Dで、宇宙の外から見ることができます。
シミュレーターで「何時ごろ、どの方角に多いか」を確かめてから出かけると、限られた時間でも流れ星に出会いやすくなります。
流れ星は音がする?
ふつうの流れ星は高さ約100kmで光るので、音は聞こえません。ごくまれに、とても大きな火球のあとで、音が聞こえたという記録があります。
よくある質問
流れ星はどの方角を見ればいい?
流れ星は空のどこにでも流れるので、方角を決めずに空全体を広く見るのがいちばんです。建物や木のない、空が広く見える場所を選びましょう。
流れ星は何時ごろがいちばん多い?
多くの流星群は、放射点が高く昇る真夜中すぎから明け方にかけていちばん多くなります。ふたご座流星群は放射点が早く昇るので、夜9時ごろから楽しめます。
シミュレーターの数はどれくらい正確?
過去の平均的な活動の値と、放射点の高さ・空の暗さ・月明かりから計算した目安です。実際の数は年や天気によって変わります。