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ほしぞらドーム › 記事一覧 › 計算メモ ・ 更新 2026-11-01

計算メモほしぞらドームが天文計算で見つけたこと・訂正の記録

文:HimaL(ほしぞらドーム) ・ 天体の日時や位置は天文計算で求め、公開情報と照らし合わせています(データと計算方法)

ほしぞらドームの記事は、日時や方角を自分たちで計算して書いています。このページは、その計算の途中で「これは知らなかった」「意外だった」と思ったことや、自分の計算の間違いに気づいて直したことの記録です。新しく見つけたら書き足していきます。

2026年11月24日、満月が「すばる」を隠す

2026年10月28日に記録

11月の星空をまとめるために月と明るい星の接近を計算していたら、24日の満月(今年2番目のスーパームーン)が、すばる(プレアデス星団)のまん中を通り抜けることに気づきました。

地球上の場所ごとに月の位置を計算すると、日本では夕方、すばるの星がいくつか月に隠されます。

場所星が隠れはじめる〜最後の星が出てくる
札幌18:34ごろ〜19:59ごろ
東京18:29ごろ〜19:44ごろ
大阪18:24ごろ〜19:40ごろ
福岡18:20ごろ〜19:37ごろ
那覇18:18ごろ〜19:24ごろ

隠されるのはエレクトラ・タイゲタ・マイアの3つ(東京)。満月の光が強いので、双眼鏡で月のふちを見るのがおすすめです。→ 11月の星空・すばるの見つけ方

冬至は「日の入りがいちばん早い日」ではない

2026年10月28日に記録

冬至の記事を書くために毎日の日の出・日の入りを並べてみると、東京で日の入りがいちばん早いのは12月6日ごろ(16時28分)、日の出がいちばん遅いのは1月7日ごろ(6時51分)でした。

冬至(12月22日)の日の入りは16時32分なので、もう4分ほど遅くなっています。太陽が真南にくる時刻が日によって前後するのが理由です。→ 冬至2026

2029年12月の皆既月食は、日本では皆既の前に月が沈む

2026年10月に記録

これから日本で見られる月食を計算していたときのことです。2029年12月21日の月食は「皆既月食」ですが、東京では欠けはじめ(5時55分)のときの月の高さが9°しかなく、皆既になる7時14分には月がもう沈んでいます。

日本で見られるのは部分食の途中までです。一方、2028年12月31日〜2029年1月1日の皆既月食は、全国で始めから終わりまで見られます。→ 皆既月食2028・日食・月食カレンダー

2035年の皆既日食、皆既になる街・ならない街

2026年10月に記録

2035年9月2日の皆既日食で、各地の月と太陽の重なり方を計算しました。宇都宮・前橋・水戸・長野・富山では皆既日食になりますが、金沢・新潟・福井は皆既の帯から外れて部分日食です。

東京も99%欠けますが、皆既にはなりません。皆既の帯はかなり細いので、見に行くなら場所選びが大切です。

2030年の金環日食、札幌は金環・函館は部分

2026年10月に記録

2030年6月1日の夕方の金環日食では、札幌・旭川・帯広・釧路が金環日食の帯に入ります(札幌は16時55分ごろから数分間)。同じ北海道でも函館・稚内・網走、そして青森は帯の外で、部分日食になります。

2027年の火星は「大接近」ではない

2026年10月28日に記録

2027年2月20日ごろの火星の接近は、距離が約1億140万km。2018年の大接近(約5,760万km)の2倍近く離れた「小接近」です。

その先を計算すると、2033年7月は約6,330万kmで、6千万kmを切る大接近は2035年9月(約5,690万km)までありません。→ 火星接近2027

しし座流星群2026は「17日の夜」

2026年10月27日に記録

2026年のしし座流星群は、極大が日本の昼間(17日の午後)と予想されています。そこで放射点の高さと月の入りを1時間ごとに計算すると、17日の夜〜18日の明け方がいちばん条件がよく、月は23時11分に沈みます。→ しし座流星群2026

初日の出、千葉と長崎で33分の差

2026年10月28日に記録

47都道府県の県庁所在地で2027年1月1日の日の出を計算すると、いちばん早い千葉が6時49分、いちばん遅い長崎・福岡・佐賀が7時22分で、33分の差がありました。

本土の平地でいちばん早いのは、県庁所在地ではなく犬吠埼(6時46分)です。→ 初日の出2027

【訂正の記録】月別ページの日の出・日の入りが約4分ずれていた

2026年10月28日に修正

12月の星空を見直していて、「12月1日の日の入り 16:24」が国立天文台の値(16:28)とずれていることに気づきました。

原因は、日の出・日の入りの計算に大気による光の屈折を入れていなかったことです。屈折を入れると、太陽は実際より少し浮き上がって見えるので、日の出は早く、日の入りは遅くなります。

すべての月の「今月の星空」を直しました。数字のずれに気づいた方は、お問い合わせから教えていただけるとうれしいです。

計算のしかた

惑星の位置はNASAジェット推進研究所(JPL)の軌道要素、星の位置は観測にもとづく星表から計算しています。日の出・日の入りや日食・月食などは、天文計算ライブラリで求めた値を、国立天文台が公開している値と照らし合わせています。くわしくはデータと計算方法へ。

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初日の出2027(都道府県別の時刻)47都道府県の日の出時刻と方角。いちばん早い場所は?冬至202612月22日。都市別の昼の長さと、日の入りが一番早い日が冬至でない理由。明けの明星2026–2027金星は11月から明け方の東の空に。最大光度は11月26日。火星接近20272027年2月20日ごろ、火星が約1億140万kmまで接近。しし座で赤く輝く。すばるの見つけ方プレアデス星団の探し方、双眼鏡での見え方、名前の由来。