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ほしぞらドーム › 記事一覧 › すばるの見つけ方 ・ 更新 2026-11-02

すばる(プレアデス星団)の見つけ方いつ・どの方角に見える?双眼鏡での見え方と名前の由来

文:HimaL(ほしぞらドーム) ・ 天体の日時や位置は天文計算で求め、公開情報と照らし合わせています(データと計算方法)

すばる(プレアデス星団)は、小さな星がぎゅっと集まった、肉眼でも見える星の集団です。秋の終わりから冬にかけて夜空の高いところに昇り、11月〜2月が見ごろ。オリオン座の三つ星からたどれば、だれでもかんたんに見つけられます。

12月1日21時の東京の東の空。オリオン座の三つ星からアルデバランを通って、円で囲んだすばる(プレアデス星団)へたどる矢印
12月1日 21時ごろの東の空(東京)。オリオン座の三つ星を右上へのばすとオレンジ色のアルデバラン、そのまま進むと小さな星が集まったすばる(金の円)があります。 ほしぞらドームの星空に、星座線と目印を描き足した図です。

すばるの答え

すばるの見つけ方

  1. オリオン座の三つ星を探す
    冬の夜、斜めに等間隔で並ぶ3つの星が目印です。
  2. 三つ星を右上へのばす
    オレンジ色の1等星アルデバラン(おうし座)にぶつかります。
  3. さらに同じくらい先へ
    小さな星が5〜7個、ひしゃく形に集まっているのがすばるです。ぼんやりした雲のように見えることもあります。

オリオン座が昇る前の11月の夜9時ごろは、東の空の高さ50°ほどに見えます。明るい街なかでも、目が暗さに慣れると見つけられます。

いつ・どの方角に見える?(東京)

時期南の空でいちばん高くなる時刻
11月15日深夜0時ごろ
12月1日夜11時ごろ
12月15日夜10時ごろ
1月1日夜9時ごろ
2月1日夜7時ごろ

いちばん高くなるときの高さは東京で約79°と、ほぼ頭の上です。夕方から夜のはじめに東の空から昇り、明け方に西へ沈みます。

双眼鏡で見るとさらにきれい

すばるは双眼鏡でいちばん美しく見える天体のひとつです。双眼鏡を向けると、肉眼では数個だった星が数十個に増え、青白い宝石をちりばめたように広がります。

星団全体の大きさは満月の2〜3倍ほどあるので、望遠鏡より視野の広い双眼鏡が向いています。双眼鏡で星を見るもあわせてどうぞ。

2026年11月24日18時45分の東京の東北東の空。満月がすばるの星をかくしているところ
すばる食のようす(11月24日 18時45分ごろ・東京)。くわしい時刻は「すばる食2026」のページへ。 ほしぞらドームの星空に、目印を描き足した図です。

2026年11月24日は「すばる食」

2026年11月24日の夕方は、昇ってきたばかりの満月がすばるの中を通り、星をいくつか隠します。東京では18時半ごろから19時45分ごろにかけて、エレクトラ・タイゲタ・マイアが順に月に隠れます。

満月の光が強いので、双眼鏡で月のすぐそばを見るのがおすすめです(11月の星空)。

すばるってどんな星団?

名前の由来

「すばる」は、星が統(す)べられて=ひとつにまとまっていることに由来する日本の古い呼び名です。平安時代の清少納言は『枕草子』で、星の中ですばるをいちばんに挙げています。

6つの星が連なって見えることから六連星(むつらぼし)とも呼ばれます。英語名のプレアデスは、ギリシャ神話の7人の姉妹にちなんでいます。冬の星座全体のたどり方は冬の星座の見つけ方へ。

すばるの星の数

肉眼では6〜7個の星が見えますが、実際には1000個以上の星が集まっています。双眼鏡では数十個、望遠鏡や写真ではさらにたくさんの星が見えます。

すばるは「プレアデス星団」とも呼ばれ、ギリシャ神話では7人姉妹にたとえられています。

すばるが見える時期

すばるがあるおうし座のページでは、ほかの見どころも紹介しています。

すばるについての疑問

すばるは何光年先にある?

約440光年先にあります。

すばるは何歳?

約1億年前に生まれた、若い星の集まりだと考えられています。太陽(約46億歳)よりずっと若い星たちです。

すばるのまわりの青いもやは何?

写真に写る青いもやは、星団がたまたま通りかかっているガスやちりの雲が、星の光を反射しているものです。

自動車のスバルと関係がある?

自動車メーカーの名前は、このすばる(プレアデス星団)に由来していて、マークも星の集まりをあらわしています。

すばるを知るための言葉

言葉意味
散開星団同じガスの雲から生まれた若い星が、ゆるやかに集まったもの。すばるはその代表
M45フランスの天文学者メシエが作った天体のリストの45番目。すばるの番号
反射星雲ガスやちりの雲が、近くの星の光を反射して光って見えるもの。すばるのまわりの青いもや
星食(せいしょく)月が星の前を通り、星をかくす現象。すばるが月にかくされるのが「すばる食」
プレアデスすばるの英語名。ギリシャ神話の7人姉妹にちなむ

すばるで視力をためしてみよう

すばるの星をいくつ数えられるかは、空の暗さと目のよさで変わります。暗い場所で目を15分以上暗さに慣らし、星の数を数えてみましょう。

街なかでは2〜4個、郊外では5〜7個、とても暗い場所では10個以上見える人もいます。毎年同じ場所で数えてみると、空の暗さのくらべっこにもなります。

この記事のまとめ

都市別のくわしい時刻と見方はすばる食2026(11月24日)にまとめています。

よくある質問

すばるはいつ見える?

11月〜2月の夜が見ごろです。11月は夜9時ごろ東の空に、1月は夜9時ごろ頭の上近くに見えます。

すばるはどうやって探す?

オリオン座の三つ星を右上へのばすとオレンジ色のアルデバランがあり、そのさらに先に小さな星の集まりが見えます。それがすばるです。

すばるは肉眼で何個見える?

ふつうは5〜7個です。空の暗い場所で目のよい人は10個以上見えることもあります。双眼鏡では数十個見えます。

すばるの近くにあるオレンジ色の明るい星は?

おうし座の1等星アルデバランです。すばるの左下(東の空に昇ってくるころは下側)に見え、オリオン座の三つ星→アルデバラン→すばるの順にたどると見つけやすくなります。

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