おとめ座の見つけ方と神話|見える季節・方角・主な星
白く輝く1等星スピカが目印の、春を代表する大きな星座。全天で2番目に大きい星座です。

| 見ごろの季節 | 春(夜9時ごろなら5〜6月) |
|---|---|
| 見える方角 | 南の空 |
| 夜9時ごろ南の空に来る月 | 5月ごろ(東京) |
| いちばん高く昇ったときの高さ | 約50°(東京・星座の中心) |
| 昇る・沈む方角 | 東から昇り、西に沈む |
| 英語名・略号 | Virgo(Vir) |
おとめ座の見つけ方
北斗七星の柄のカーブを南へのばし、オレンジ色のアークトゥルス(うしかい座)を通ってさらに進むと、白く光るスピカにたどり着きます(春の大曲線)。スピカの北側に、Y字を横にしたような星の並びが広がっています。
主な星と天体
スピカ
青白く光る1等星で、日本では「真珠星」とも呼ばれます。2つの星がとても近くを回り合う連星で、距離は約250光年。春の大三角のひとつです。
おとめ座銀河団
おとめ座としし座の境界あたりには、数千個の銀河が集まる「おとめ座銀河団」があります。望遠鏡があれば、M87などの銀河をぼんやりとした光のしみとして見ることができます。
おとめ座の明るい星
| 名前 | 英語名 | 明るさ |
|---|---|---|
| スピカ | Spica | 1.0等 |
| ポリマ | Porrima | 2.7等 |
| ビンデミアトリクス | Vindemiatrix | 2.9等 |
| ヘゼ | Heze | 3.4等 |
おとめ座にある星雲・星団・銀河
| 名前 | 種類 | 明るさ |
|---|---|---|
| ソンブレロ銀河 | M104・星雲・星団 | 8.3等 |
| M49 | M49・星雲・星団 | 8.4等 |
| おとめ座A(巨大楕円銀河) | M87・星雲・星団 | 8.6等 |
| M60 | M60・星雲・星団 | 8.8等 |
| M86 | M86・星雲・星団 | 9.2等 |
おとめ座の神話・由来
正義の女神アストライアの姿とされます。人間が争いをくり返すようになったため、最後まで地上に残っていた彼女も天に昇った、と語られています。豊作の女神デメテルとする話もあり、スピカは女神が持つ麦の穂にあたります。
観察のコツ
スピカは明るいので、街なかでも見つけられます。春の夜は月がスピカの近くを通ることも多く、月と並ぶ姿は写真の被写体にも人気です。
いまの空のどこにおとめ座があるか、3Dで案内します。
おとめ座を探す →同じ季節の星座
よくある質問
おとめ座はいつ見えますか?
夜9時ごろに見やすいのは5〜6月です。南の空を探してください。5月ごろには夜9時ごろに南の空に来ます。
おとめ座の見つけ方は?
北斗七星の柄のカーブを南へのばし、オレンジ色のアークトゥルス(うしかい座)を通ってさらに進むと、白く光るスピカにたどり着きます(春の大曲線)。スピカの北側に、Y字を横にしたような星の並びが広がっています。
おとめ座は日本から見えますか?
はい。東京では東から昇り、西に沈む星座で、いちばん高いときで地平線から約50°の高さに見えます。