冬休みの星空2026〜2027自由研究のテーマと、ふたご座流星群・初日の出・しぶんぎ座流星群
冬は空気が澄んでいて、星がいちばんきれいに見える季節です。2026年度の冬休みに見られる天文イベントと、星や月をテーマにした自由研究のアイデアをまとめました。
冬休みの星空の答え
- 12月14日:ふたご座流星群(2026年は月明かりがなく好条件)
- 12月24日:2026年でいちばん大きく見える満月
- 1月1日:初日の出(東南東の空)
- 1月4日:しぶんぎ座流星群(明け方)
- 夜の空:冬の星座と、東から昇る木星・火星
冬休みの天文カレンダー(2026年12月〜2027年1月)
| 日にち | できごと | ポイント |
|---|---|---|
| 12月13〜15日 | ふたご座流星群 | 1年でいちばん多く流れ星が見られる流星群。14日の夜は月が21時ごろに沈み、好条件 |
| 12月22日 | 冬至・こぐま座流星群 | 1年で昼がいちばん短い日。正午の影がいちばん長くなる |
| 12月24日 | 満月(2026年でいちばん大きい満月) | クリスマスイブの夕方、東北東の空から大きな満月が昇る |
| 12月31日 | 下弦の月 | 真夜中に東から昇り、元日の明け方に南の空に見える |
| 1月1日 | 初日の出 | 東南東の地平線から昇る。日の出前の東の空には明るい金星 |
| 1月3日ごろ | 金星が太陽からいちばん離れる | 日の出前の東南東の空で、とても明るく輝く |
| 1月4日 | しぶんぎ座流星群 | 明け方の北東の空。細い月なので月明かりの影響は少ない |
| 1月8日ごろ | 新月 | 前後の夜は月明かりがなく、冬の天の川や暗い星団を見るチャンス |
夜の空で見られるもの
- 冬の星座:夜8〜9時ごろ、南東の空にオリオン座、その左下に夜空でいちばん明るい恒星シリウスが見えます。冬の大三角と冬のダイヤモンドをたどってみましょう。
- 木星と火星:どちらもしし座のあたりにいて、1月上旬は夜8時〜9時ごろに東の空から昇ります。白く明るいのが木星、赤いのが火星です。火星は2月20日ごろの接近に向けて、日ごとに明るくなっていきます。
- 土星:夕方の南の空に見え、夜11時〜真夜中ごろに西へ沈みます。
- すばる:夜9時ごろ、頭の上近くに小さな星の集まりが見えます。双眼鏡で見るととてもきれいです。
自由研究のテーマ例
月の形と見える時刻の観察(小学4年〜)
毎日同じ時刻に、月の形と位置(方角・高さ)を記録します。冬休みは満月(12月24日)から新月(1月8日)まで観察できるので、月が欠けていくようすと、見える時刻が毎日遅くなっていくことがわかります。くわしくは月の満ち欠けの仕組みへ。
冬至の影の長さをはかる(小学3年〜)
12月22日の冬至の前後に、同じ棒の影の長さを正午ごろに測ります。東京では1mの棒の影は約1.7mにもなります。夏休みに測った記録があれば、くらべてみましょう。
太陽の動きと影シミュレーターで計算した長さとくらべることもできます。
流れ星の数を数える(全学年)
ふたご座流星群の夜に、15分ごとに見えた流れ星の数を記録し、時刻ごとのグラフにします。流れ星シミュレーターの予想とくらべると、空の暗さや雲の影響もわかります。
星の色をくらべる(小学5年〜)
オリオン座の赤いベテルギウスと青白いリゲルなど、冬の1等星の色を観察します。色のちがいは星の表面の温度のちがいです。星の色はなぜ違う?もあわせて読んでみましょう。
街なかと郊外で見える星の数をくらべる(中学生〜)
オリオン座の四角の中に見える星の数を、家の近くと、少し暗い場所で数えてくらべます。光害(街の明かり)が星空にどんな影響をあたえるかを調べるテーマです。
観察を楽しく安全に
- 防寒は万全に:冬の夜はとても冷えます。帽子・手袋・カイロを用意し、ときどき暖かい部屋で休みましょう。
- 大人といっしょに:夜に外で観察するときは、必ず大人といっしょに出かけましょう。
- 太陽は直接見ない:初日の出は昇ってきた直後でも、じっと見つめたり双眼鏡で見たりしないようにしましょう。
- 記録用紙を用意:印刷して使えるワークシートもあります。
子どもといっしょに星を見るコツは子どもと星空観察・自由研究にまとめています。
冬休みのおすすめの夜
| 夜 | おすすめの理由 |
|---|---|
| 12月14日(月)の夜 | ふたご座流星群。夜9時ごろから数が増え、月明かりもない |
| 12月24日(木)の夕方 | クリスマスイブ。大きな満月が東の空から昇る |
| 1月1日(金)の明け方 | 初日の出の前、東南東の空に明るい金星 |
| 1月4日(月)の明け方 | しぶんぎ座流星群。北東の空を見上げよう |
| 1月6日〜10日の夜 | 新月のころで月明かりがない。冬の天の川やすばるを双眼鏡で |
冬休みの星空についての疑問
冬は星がよく見えるのはなぜ?
冬は空気が乾燥していて、水蒸気が少ないためです。また、冬の夜空には1等星が多く、明るい星が目立ちます。
子どもが寝る前の時間でも星は見える?
冬は日の入りが早いので、夜7〜8時でも空は十分に暗くなります。オリオン座や冬の大三角、木星などは、夕食後の時間に見られます。
雪の日や曇りの日は?
ほしぞらドームで、晴れた夜の星空を3Dで見られます。星座の形や見える方角を予習しておくと、晴れた夜にすぐ見つけられます。
自由研究のまとめ方
- テーマと理由:なぜそのテーマを選んだのかを、最初に1〜2行で書きます。
- 方法:いつ・どこで・何を使って観察したかを書きます。同じ条件でくり返したことも書いておきましょう。
- 結果:表やグラフ、スケッチや写真でまとめます。月の形や流れ星の数は、時刻ごとの変化がわかるグラフにすると見やすくなります。
- 考察:結果からわかったことと、予想とちがった点、その理由を考えて書きます。
- 参考にしたもの:本やWebサイトの名前を書いておきます。
シミュレーターの画面と、自分の観察結果をならべてくらべると、「なぜそうなるのか」がわかりやすい研究になります。
冬休みのあいだに、何日か続けて同じ時刻に空を見上げるだけでも、月の形や位置、星座の高さが少しずつ変わっていくことに気づけます。気づいたことをノートに書きとめておくと、それがそのまま自由研究のはじまりになります。
今夜の空で、実際の星の位置を3Dで確かめられます。
星空を3Dで見る →よくある質問
冬休みに見られる流星群は?
12月14日ごろのふたご座流星群と、1月4日ごろのしぶんぎ座流星群です。2026年のふたご座流星群は、月が21時ごろに沈むため好条件です。
冬休みの自由研究で星をテーマにするなら?
月の形と見える時刻の観察、冬至の影の長さの測定、流れ星の数の記録、星の色くらべなどがおすすめです。
冬休みの夜に見える惑星は?
夜8〜9時ごろに東から昇る木星と火星、夕方の南の空の土星が見られます。明け方には、東南東の空に明るい金星が見えます。